3度目のバラのお手紙
2008年 06月 15日
駒場ばら園さんから渋谷区の小学校にバラが寄贈されて今年は3度目のバラの季節。
毎年バラの季節にはバラを植えた学年の生徒全員が駒場ばら園さんにバラの絵と
感謝のお手紙を書いています。
そして今年も子供達が1枚ずつ書いたバラの絵とお手紙、そして先生方が子供達が
バラの絵を描いている様子を撮って下さった写真が駒場ばら園さんに贈られました。
左下の写真の表紙の下には子供達一人一人が書いたお手紙がクリップでとめられて
います。
子供達からのバラのお手紙は今年で3度目。バラの季節になると駒場ばら園さんを
思い出し、感謝の気持ちをバラの絵とお手紙に託すのです。
『お元気ですか?』『バラをくださってありがとうございます』『いただいたバラは今年も
沢山のきれいな花を咲かせてくれました』『バラが咲くと学校が明るくなります』
『いつまでもお元気でいて下さい』『私達のバラを見に来て下さいね』などなど
どのお手紙も感謝の気持ちと気遣う気持ちがいっぱい溢れています。
駒場ばら園さんは一枚一枚のバラの絵やお手紙を丁寧に読み、それぞれに感想を
述べながら見て下さっていました。
バラを通じて新たな交流が始まり、子供達は植物を大切にする心、感謝の気持ちを
いつまでも忘れない事、自然を愛する事などを駒場ばら園さんから学ばせて
頂いたように思います。
これらのバラは子供達が大切に育てている駒場ばら園さんのバラ達。
無農薬で、お手入れも完璧にはできていないバラ達なのですが、子供達の愛情と
沢山の太陽を浴びて育ったバラ達は病気はほとんど出ていません。
どの葉もみんな生き生きとしてとてもきれいで、今年も沢山のお花を咲かせてくれました。
今月はじめには子供達のバラが読売新聞の記事になりました。
『小学校の周囲に今年も色鮮やかなバラが咲き、道行く人も足を止めて見入っている。
目黒区の駒場ばら園から2005年に譲り受けたもので、児童達が大切に育ててきた。』と
はじまる記事です。3度目のバラの季節に子供達にとって嬉しい思い出となりました。
これはジプシーボーイ。一季咲きのバラです。駒場ばら園さんと言えばオールドローズ。
駒場ばら園さんらしいバラです。
これはパレード。つるバラの中でも特に好きなバラです。
ちなみに一番上の赤いバラはアンクルウォーターです。
このバラはフェスティバル・ファンファーレ。
このバラはナイスディです。
子供達の沢山の思い出が詰まったバラ達。これからの成長がとても楽しみです。
by miyokorose
| 2008-06-15 01:35
| 大切なもの